オープンイノベーションへの取り組み
音声による病気、
感情の分析技術
製品概要
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01
30秒程度の自由な数フレーズの音声により、脳に関係する病気や感情の分析が可能。
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02
音声に含まれる2,548個のバイオマーカーを参照して分析を行うため、医療機器レベルの高精度な分析が可能。
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03
スマートフォンや、タブレット、PC等のアプリケーションで分析が可能。
技術概要・製品仕様
開発中●計測原理
人の話す言葉の内容ではなく、声の韻律やスペクトル(周波数)等から音声特徴を抽出し、分析を行います。この技術ではAIの深層学習により、2,548個のバイオマーカーによる分析を行うため、非常に高精度な医療機器レベルの分析が可能となります。
●分析モデル作成プロセス
実際のドクターズラベル(診断データ)を元に分析アルゴリズムを作成します。
音声データと
ドクターズラベル
(診断データ)の取得ゴールデンサンプル
作成モデルトレーニング
(データ蓄積&
特徴の分類)分析アルゴリズムの
完成
●利用イメージ
〈計測可能な情報〉
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開発中
認知機能(MCI)、うつ病、疲労度
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検討中
パーキンソン病、ストレス、不安、高揚感 等
- 各疾患、検知項目ごとに音声データ、基準となるドクターズラベル(診断データ)を収集し、分析モデルの開発が必要です。
ユースケース
簡易、かつ高精度な分析が可能なため、幅広い分野でご利用いただけます。
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認知症/認知機能低下
高齢化に伴い国内の認知症患者は増加しており、大きな社会課題となっています。認知症の進行予防のためには早期発見が非常に重要となっております。
本技術では音声のみで簡易に認知機能の低下を分析することが可能なため、定期的な分析による認知機能の状態変化把握や、病院、健診機関等での診断サポートツールとしての活用が可能です。 -
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ストレスチェック
企業が実施しているストレスチェックは1年に1回の調査のため、調査時のストレス状態しか把握できないことによる発見の遅れや、自己記入のアンケート方式のため、本人が自覚していなかった場合に正しく状態を把握できないという課題があります。
本技術を活用することで、定量的、かつ簡便にストレス状態を把握することができます。また、リモートワークによるメンタル状態の悪化も社会課題となっておりますが、音声会議中に発言者のストレス状態をチェックするような活用も可能です。 -