オープンイノベーションへの取り組み
UWB方式見守りセンサー
見守り対象者からの反射電波を解析することにより、対象者の位置、姿勢、呼吸、動きの強さを検知します。
これらの情報をAIや機械学習などを用いた独自のアルゴリズムで分析し、高い精度で対象者の転倒や浴室における水没などの異常状態を判別することが可能です。また、センサー1台で壁やドア越しに約40㎡の見守りが可能です。
製品概要
-
01
高精度のセンシング技術により、人の位置・姿勢・動きの強さをリアルタイムに検知し、転倒や水没などの異常状態を独自のアルゴリズムで判別しアラートを出すことが可能。
-
02
1台のセンサーで壁やドア越しに約40㎡の検知が可能で、家の中における見守り対象者の活動状況・生活パターン・歩行プロファイルのデータを収集・分析が可能。
-
03
カメラを使用しないためプライバシーを侵害することなく、浴室内の見守りシステムとして利用が可能。
浴槽の湯面やシャワー水流の影響を独自のアルゴリズムで処理をすることで、浴室内での転倒や水没などの異常状態の検知が可能。
技術概要・製品仕様
量産準備中-
- UWB電波を使った検知方式とは
UWB(Ultra Wide Band)電波を対象環境に送信し、見守り対象者から反射された信号を受信、アルゴリズム処理することで、対象者の状態(位置、姿勢、動きの強さ、および呼吸)を判別し、多様な項目の検出を可能にしています。
UWB電波を使った検知方式の特長
-
特徴 01
壁やドア越しに
センサー1台で
複数の部屋にまたがった
検知が可能です -
特徴 02
カメラを利用しない為、
プライバシーの侵害が
ありません -
特徴 03
夜間・煙・蒸気の中でも
検知可能です
多様な検出項目
-
位置:部屋内の各位置
-
姿勢:
立つ・座る・横たわる -
動き:静止・通常・転倒
-
呼吸:通常・過呼吸
-
水没:浴室内での水没
-
睡眠分析
-
- Activity of Daily Living
(日常生活動作)の活用
毎日の家の中における活動状況・生活パターン・歩行プロファイルのデータを収集・分析することで、認知症やフレイル等の早期発見や重症化予防サービスへの展開が期待できます。
- Activity of Daily Living
1日の活動状況
歩行プロファイル
1日の各部屋占有率
アラート情報(転倒等)
-
一日の活動状況
-
歩行プロファイル
-
1日の各部屋占有率
-
アラート情報(転倒等)
-
身体的活動状況
活動的 vs 座りがち
-
生活パターン
各部屋の占有率 vs 生活動線・軌跡
-
歩行分析
歩行距離、速度、プロファイル
製品仕様
-
主要仕様項目 仕様(想定) センサータイプ UWB Radar デバイスサイズ 255mm×255mm×58mm 重量 1.1kg 動作周波数 7.25~10.25GHz 最大検知範囲 40㎡
※天井高さ2.5m、見通し可能な範囲最大検出角度 110°
ユースケース
安心・安全、生活を見守る幅広い分野でご利用いただけます。
- 浴室内の転倒・水没検知デモンストレーション動画
浴室内でのヒートショック等による転倒や、浴槽内での水没、居眠り等による水没リスクを検知し、リアルタイムにアラートを出すことで重大事故を防ぐことが可能です。
- 介護施設での見守りデモンストレーション動画
センサー1台でトイレを含めた居室全体で見守りが可能です。転倒などの緊急状態のアラートから、ベッド上での状態(姿勢・体動・呼吸数等)を計測することで、ベッドからの転倒予防や、睡眠の分析をすることが可能です。
- 独居高齢者の見守りデモンストレーション動画
室内での転倒や、呼吸を計測することで不慮の事故を早期に発見するとともに、日常の生活パターンや歩行プロファイルを分析することで見守り対象者の健康状態の把握することが可能です。