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Bluetooth® ClassicとBluetooth® Low Energy
両方のアプリケーションを内蔵した
業界初*1の通信モジュールを開発

 当社はこのほど、Bluetooth Classic通信とBluetooth Low Energy通信の両方をサポートするデュアルモードBluetoothモジュール「BT801シリーズ」として、「BT801」、「BT801-AP2」の2製品を開発しました。従来製品 「BT401シリーズ」と同一形状で端子互換、コマンドも上位互換となっているため、容易に置き換えが可能です。
 デュアルモードに対応したことにより、大容量のデータを高速伝送できる旧バージョンの規格Bluetooth Classicによる通信と、低速・超低消費電力を特徴とする、IoT機器等に適した新しい規格Bluetooth Low Energyによる通信の両方が可能となりました。また両方のアプリケーションを内蔵したことにより、ユーザーでの導入が簡単に行えるようになりました。
 「BT801」は、SPP*2と当社が開発したシリアル通信サービスSSS*3を実装し、両方とも簡単に使用可能なコンプリート・モジュールで、スマートフォンやタブレット端末とのデータ通信を実現します。「BT801-AP2」は、「BT801」の機能に加えApple社iAP*4プロトコルにも対応する製品であり、iPhoneやiPadとのiAPによるデータ通信も可能です。
 当社は今後も、お客様のさまざまな要望に対応すべく無線通信用モジュールのレパートリーを拡充してまいります。

Bluetooth Classic Bluetooth Low Energy
対応プロファイル/サービス SPP iAP SSS
BT801 ×
BT801-AP2


【使用用途】
モバイルプリンタ、バーコードリーダ、計測器、ヘルスケア機器、
スマートフォンアクセサリ等

*1 業界初:当社調べによる。
*2 SPP:Bluetoothのプロファイルのひとつで、Bluetoothの通信を仮想のシリアルポートのように
     使用してデータ送受信をするための手順を定義したものです。
*3 SSS:SMK Serial port Serviceの略で、当社が開発したGATT(Generic attribute profile/
     汎用アトリビュートプロファイル)上でシリアル通信する独自サービスです。
*4 iAP:Apple社のiPod Accessory Protocolの略。BT801-AP2をご要望の場合は、Apple社のMFi
     ライセンスプログラムへのご加入が必要となります。
※ Bluetooth®のワードマークおよびロゴは、Bluetooth SIG, Inc.が所有する登録商標であり、
  SMK株式会社は、これらのマークをライセンスに基づいて使用しています。
※ iPhoneおよびiPadは、米国およびその他の国で登録されたApple Inc.の商標です。



発表日 2020年10月7日
リリース番号 1132RD
製品名 デュアルモード Bluetooth®モジュール「BT801シリーズ」
特長詳細

1) Bluetooth ClassicとBluetooth Low Energy両方のアプリケーションを内蔵。
2) プリントアンテナを内蔵した表面実装モジュール。
3) Master/SlaveまたはCentral/Peripheralで動作。
4) Bluetooth認証取得済み。電波法認証は、工事設計認証(日本)を取得済み、
  FCC(米国)/ISED(カナダ)を取得予定。
5) 当社従来製品 BT401シリーズと同一形状で端子互換、コマンドも上位互換と
  なっているため、容易に置き換えが可能。

主な仕様

Bluetooth仕様 Version 5.0
上位インターフェース UART
電源電圧 DC2.7~3.6V
送信出力 +8dBm(Typ.)
アンテナタイプ 内蔵プリントアンテナ
外形寸法 25.0mm (W) × 11.0 (D) × 2.3mm (H)
動作温度範囲 -40℃ ~ +85℃
受注活動開始時期 開始済み
量産開始時期 2020年12月(BT801)、2021年3月予定(BT801-AP2)
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