HDMI規格タイプD準拠「HDMI規格 タイプD レセプタクル」を開発

　　　　　

当社はこのほど、小型AV機器向けに策定されたHDMI規格（Ver1.4）タイプDに準拠した「HDMI規格タイプD レセプタクル」を開発しました。
本製品は、差動インピーダンス100Ωにマッチングし、高速伝送に対応しています。
当社独自の設計構造により、コプラナリティーの安定化とターミナルの抜けを防止しております。また、実装後にはんだ付け部を目視で確認できる構造のため、検査を容易に行うことができます。
プラグ側シールドとシェルとの接触には、ハーフロック構造の2点バネを用いることで、シェル接触信頼性を保障します。
レパートリーとして、オンボードタイプとミッドマウントタイプ2種類を取り揃えております。奥行き寸法は、オンボードタイプ：7.3mm、ミッドマウントタイプ：7.7mmと基板実装面積の省スペース化を図り、DVCなど小型AV機器用として最適です。
本製品は、10月5日から開催のIT･エレクトロニクス総合展「CEATEC JAPAN 2010」に展示し、今後も積極的な販売活動を展開してまいります。

注）・HDMI（High-Definition Multimedia Interface）:HDMI Licensing,　LLCの商標です。
・オンボードタイプ：基板面上にコネクタを実装する方式
・ミッドマウントタイプ：基板を切り欠いてコネクタを落とし込み実装する方式